中・上級者に栽培について一言

バラ栽培は春、秋、冬の剪定のマスター。 定期的な消毒で病虫害をある程度防除出来れば中級以上です

庭でバラを長く楽しむ為の重要ポイント

新地に植えるバラは必要な成分が多くあります。一般の手入れ書の植え込み方を
参考にすれば、数年は素晴らしい生育を見せ、自分はバラ栽培の天才と錯覚します。
無農薬の栽培もある程度可能。しかし、5〜10年程経過すると多くの障害が発生してきます。
@大量の肥料で土壌が悪化。(特に燐酸は分解されず土壌に蓄積)
 生育が悪くなり、病気が多発(品種にもよりますが)綺麗な花が咲かなくなる!


A管理不徹底と病虫害が蔓延。
   消毒では防げない根頭癌腫病と、ゴマダラカミキリがバラ病虫害の両横綱です
   根頭癌腫病は治療で直ることは稀です。発見次第株ごと削除してください。
   庭のバラ全てに感染する前に!!!土も出来る限り捨てるように。
   事実我が家もお気に入りのバラに発生し可能な治療を施しました。そして5年くらい
   完治したようでした。しかし10年後、近くのバラ15本に感染し今も被害は拡大しています
   この地区はHT群が多いですが、全て抜き取る計画です。
   この経験からハウスの中は特に注意し、発生株は最速で削除しています。
   削除できない時は、癌腫病菌の発生している木は最後に手入れするように
   ハサミ、スコップから感染します。

   ゴマダラカミキリは6月ころ大量にさなぎから羽化する時期に毎朝観察し捕殺する。
   この努力で数年後に全滅も可能です。被害株の集中治療も必須です。

B毎年の剪定の間違いで古株化。
   
    @Aの被害で楽しいバラ栽培が苦しみに変わり、引退していく栽培者が多い。

植え替え時の土、有機質、肥料について.

土は近郊の土建屋などに交渉しトラック等で購入すると格安です。新潟では2トン車で1万円程   
土と素材はお好み次第、色は黒、褐色、赤、黄色、青、灰色と様々で
黒はアメリカ。ヨーロッパの雨の少ない地区では最高ですが、日本の黒はお勧めできません
   (参考文献・土壌学の基礎と応用 山根一郎)
赤系は鉄分が多く排水もよく最良です。その為バラ用土は赤玉土が一般です。
しかし、赤玉土は高価で長年購入を続けると経済的に大変です。
   
植え替え時は、出来る限り古土を取り除き、60センチの穴を掘り有機物30パーセント程新たに
加える。私はピートモスと稲藁が主体で、以前は腐葉土も大量に投入していたが、
高価な腐葉土が最近店頭から消えて使用を中止。牛糞鶏糞は10年前から使用していません。
代用としまして、最近はバットグアノを使います。今後も、様々な良品を吟味し自己満足を目指します。
土壌の善玉微生物は20センチまでと仮定し、10年程試行錯誤中。

尚、バラ公園などでトラック買の牛糞等を使用しますのは、経営的観点からで、広大な敷地に高価な資材は
投入出来ない事が現在も使用する第一の理由です(想像ですが)猫の額のうちではほとんど使いません。
堆肥化資材は牛、豚、鶏、木材入り家畜ふん、パーク堆肥(原料は樹皮と鶏ふん)コンポストがあります。